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2012年度事業計画 |
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世界的にみて、電子商取引の標準化はひとつの段階を終えようとしている。即ち、標準化制定の段階を終えそれらの実用化促進に向かっている。一方、旅行観光分野では標準化のみならず情報の整理・発信についても進でいないという現状がある。 そのような状況の中でUN/CEFACT のSLH (注)関連のプロジェクトは標準化 に一応の成果をあげ、実証実験を始められる段階に至っており、JTREC ではその推進を今年度の活動の柱の一つとする。 特に、観光を産業の主体としたいアジア各国では観光情報の整理、発信に強い関心を示している。 | ||||
AFACT のTTL ワーキンググループではこれらの要求にこたえる活動を継続し、一方 UN/CEFACT のSLH の成果を具体的に実証すべく、その必要性が強いと思われるアジア地区との連携を強化してゆく。 | ||||
UN/CEFACT、AFACT の活動を受け、2011年度に始めたAFACT旅行関連日本部会の事務局として機能する一方、研究会活動との一体化を目指し、旅行観光情報の開発、整理、発信について研究するが、電子商取引の標準化にこだわらず、実際の運用に適した形態を模索することとする | ||||
注 SLH:Small scaled Lodging House(日本の旅館のような複合商品を提供する「小規模宿泊施設」) | ||||
特定非営利活動に係る事業 | ||||
1. 観光情報流通の促進に関する事業 | ||||
@ 国や地域或いは法人等の観光情報の資源開発並び流通に係る支援事業 | ||||
A 観光情報流通に係る情報通信技術の活用支援 | ||||
B 観光情報流通に係る人材育成に関する事業 | ||||
C 観光情報流通に係る先進事例や技術的な進展等を広報する事業 | ||||
D 観光情報流通に係る実証実験や試行の実施 | ||||
上記各事業は必要時に実施するものとする。 | ||||
2.観光情報流通に関する調査研究事業 | ||||
@ 定期的な研究会、説明会、講習会、セミナー、シンポジウム等の開催又は講師の派遣 | ||||
(ア) 旅行EDI研究会の実施 | ||||
年4回の研究会を開催し、AFACT旅行関連日本部会との関連を重視し、活動に一貫性をもたせる | ||||
(イ) AFACT旅行関連日本部会事務局として機能 | ||||
AFACT旅行関連日本部会の事務局としてAFACT への提言のとりまとめ、及びそれに必要な調査、研究を行う | ||||
A 観光情報流通に関する課題等の調査研究の実施 | ||||
この事業は必要時に実施するもとする。 | ||||
B 国際を含めて情報流通に関する標準化推進団体等への加入や情報交換及び連携活動の実施 | ||||
(ア) UN/CEFACT への参加 | ||||
SLH 標準の利用促進に努める | ||||
(イ) AFACT への参加 | ||||
観光の関心の高いアジア・太平洋諸国と観光情報の整理、発信についての検討及びSLH 標準の活用に努める | ||||
(ウ) 観光クラウドへの参加 | ||||
ジャパン・クラウド・コンソーシアムのなかの観光クラウドへ参加する | ||||
3.観光情報流通に係るソフトウェアの開発や販売及びコンピュータネットワークシステムの構築・運用 | ||||
この事業は必要時に実施するもとする。 | ||||
4.観光情報流通に関する幅広いコンサルティング業務の受託 | ||||
@ SLH 普及促進を目的とした、トランスネット社のルームバンクシステムへの加入促進 | ||||
A 箱根町の観光情報の整理、発信およびそれによりコンベンションを誘致するための活動に対するコンサルティングをおこなう | ||||
5.その他目的を達成するために必要な事業 | ||||
この事業は必要時に実施するもとする。 | ||||
その他の事業 | ||||
1.機関紙やホームページ等への広告掲載事業 | ||||
2.寄付や寄贈を受けた物品の売却事業 | ||||
3.その他 | ||||
@ トラベルポート社の広告枠販売 | ||||
ホテル産業以外への販売を強化する | ||||
A トランスネット社のルームバンクシステム販売 | ||||
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